温度変化に対して金属等が膨張する割合を熱膨張率といい、熱膨張率が小さいInvariable Steel(変形しない鉄)として1897年に発見されたインバーは鉄やニッケルのおよそ10分の1以下となります。
更に、インバーよりも優れた「超普変鉄」「超普変鋼」と呼ばれているスーパーインバーの
熱膨張係数は、鉄の約100分の1以下であり、使用環境による寸法変化を最小限に抑えたい場合などに選定される素材である。
ニッケルを多く含んでいる為、粘り気が多く一般的に難削材に分類される。
熱膨張率が小さいが故に熱伝導率も低くなる為、加工時に材料に熱がこもり歪みが発生しやすいので、加工時には熱がこもらないように鋭利な刃物で加工する必要がある。
難削材である為、フライス、旋盤共に形状ごとに細かい加工条件等見出す必要がある。
難易度高い
当社では、難削材であるスーパーインバーの加工条件を蓄積しており短納期にも対応しておりますので、まずはご相談下さいませ。
(形状から加工条件を導きますので、納期につきましては都度要相談)
掲載している以外のノウハウもございます。インバーの加工については、弊社にお問合せください。